はじめに

日本人にとっては馴染みのある母子健康手帳。
産声を上げてからの日々の小さな成長を粒さに記録し、かすれたインクや赤茶けた紙でボロボロになった母子健康手帳を、大切に保管している人も多いと思います。

そんな日本の母子健康手帳が、近年、世界的に高い評価を受けていることはご存知でしょうか。
特に、新生児や乳幼児の死亡率が高い発展途上国において、母子健康手帳は子どもの健康や成長を管理・指導する大切な役割を担っています。

母子健康手帳を電子化するメリットとは?

電子化することで最も期待されることが、母子健康手帳の紛失によるデータ消失を防ぐこと。
まだ記憶に新しい東日本大震災では、一部の地域で電子化によるデータ管理が導入されていたため、津波によって紛失してしまった母子健康手帳を復元することが可能となり、改めて電子化のメリットが再認識されました。

次に、様々な病気の研究に活用できること。
数多くのデータを、生まれてから細かく管理することで、生活習慣病の予防や難病の解明など、小児に限らない幅広い分野の医療研究に役立てられることも期待されています。

また、途上国においては、識字率の低さや管理の難しさから、紙の母子健康手帳が意味を為さないケースもあり、電子化をすることで医療機関がデータを管理し、必要に応じて患者に情報を渡すことで、適切な成長・健康指導を行うことも目的としています。

これまでに慣れ親しんできた紙の母子健康手帳に愛着を感じている方にとって、電子母子健康手帳は機械的で味気のないものに感じるかもしれません。
しかし、電子化=紙の母子健康手帳の撤廃ではありません。
万が一に備え、これまでの母子健康手帳をさらに安心してご使用いただくための保険として、Melthyの導入をご検討いただければと思います。

オススメポイント

Webで「電子母子健康手帳」と検索すると、選びきれないほどの電子母子健康手帳が見つかると思います。
ここでは、数多くある電子母子健康手帳の中で、Melthyの強みとも言えるポイントをご紹介します。

電子母子手帳標準化委員会に準拠した電子母子健康手帳

これまでにも、電子母子健康手帳を導入するため、様々な企業や団体がプロジェクトとして取り組んできました。

しかしながら、記載するべき項目や内容を全体として取り決めないまま、各プロジェクトが独自に作り込んだために、それぞれの電子母子健康手帳システム間で互換性が取れず、データの移行や引き継ぎができないという問題もありました。

そこで、公益財団法人日本産婦人科医会が中心となり、電子母子手帳の記載方式などを制定し標準化することを目的とした「電子母子手帳標準化委員会」が、2014年1月に発足しました。
この電子母子手帳標準化委員会で定められた項目に準拠して作られた電子母子健康手帳であれば、他の医院やクリニックとも、データの共有を容易に行うことができます。

また、厚生労働省への提出が求められている予防接種に関するデータの連携なども、電子化することによって漏れをなくし、業務負荷の軽減も実現することが可能となります。

上記のことからも、電子母子健康手帳の標準化は、新しい医療政策として期待が寄せられています。

電子母子健康手帳「Melthy」は、電子母子手帳標準化委員会で定められた項目を網羅しているだけではなく、医師や専門家、子育て中の方々の声を参考に、子育て・小児医療の現場で必要とされる様々な機能を取り揃えた、総合的な子育て支援ツールとして誕生しました。

高い安全性と信頼性のあるクラウドサービスを使用

データを電子化することで、個人情報の漏洩など、セキュリティ面で不安を感じる方も多いと思います。
Melthyでは、そんな不安を解消するため、国内にサーバーを置くMicrosoft社の「Azure」というクラウドサービスを使用しています。
Azureは、日本国内で地理的冗長性を持たせることで災害対策を可能にするとともに、Microsoft社で規定された多層防御による強固なセキュリティ対策を実装している、信頼性の高いクラウドサービスです。

いつでもどこでも確認できる、デバイスフリーな母子健康手帳

Melthyは、パソコン以外にもタブレットやスマートフォンなど、様々な電子機器で閲覧することができるため、母子健康手帳を持ち歩いていない急な場面でも、お子さまの情報を確認することが可能です。

Melthyの機能

母子健康手帳を電子化することによるメリットは、先にご紹介した以外にも、身長や体重などの成長の記録を自動で計算できたり、入力したデータの修正が楽だったり、ということも挙げられます。
Melthyにどのような機能が実装されているのか、また実際に使うことになるエンドユーザーの方にとって重要な、画面の見やすさや操作のしやすさはどのようになっているのか、実際の画面を参考にご紹介します。
※一部のページについて、今後拡張予定のため、現在の画面と異なる場合があります。

こちらは、母子健康手帳の要件を満たし、さらに使いやすいように機能の追加・電子化した、母子健康手帳の基本となる機能です。

基本設定ページ

基本設定ページ画面

生年月日や身長、体重などの基本的な情報をご入力いただくことで、成長グラフや予防接種管理などの機能をより有効的にご活用いただけます。

登録したIDやパスワードなどの変更も、この画面から設定することができます。

また、郵便番号やメールアドレスをご登録いただくと、地域からのお知らせが配信されたり、お知らせなどを個別に受け取ったり、ということが可能になる機能も、今後拡張予定です。

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基本情報ページ

基本情報ページ画面

基本設定ページで登録された情報の確認や、お子さまの写真を掲載することが可能です。

また、基本設定ページでご登録いただいた情報を元に、自動で現在の身長や体重が表示されたり、年齢に応じたワンポイントアドバイスが表示されたりしますので、成長の目安としてご活用いただけます。

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健康診断ページ

健康診断ページ画面

母子健康手帳に記載されている全ての検査項目を網羅しており、月齢や年齢に応じて項目を自動で選択、表示します。

また、定期健診の他、他の施設や機関で行った測定や自宅で行った健診結果など、健診種別を分けて登録することもでき、より細かい健康管理を実現しました。

ここで登録された身長や体重などは、成長グラフのページに自動で追加され、グラフとして確認することも可能です。

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成長グラフページ

成長グラフページ画面

身長・体重の他にも、BMIなどの健康に関わる項目もグラフで確認することができます。

自宅や商業施設など、定期健診以外で行った測定結果を簡単に入力でき、データを入力すると、前回との差分を自動で計算し、グラフが生成されます。

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予防接種ページ

予防接種ページ画面

お子さまが接種する可能性のあるワクチンを、ワクチン名+回数ごとに一覧で表示します。

未接種のものは接種推奨日を、接種済みのものは接種実施日をそれぞれ表示しており、接種漏れがないかの確認が容易に行えます。

また、Melthyが導入されている医院やクリニックで予防接種を受けると、接種記録がMelthyに自動で登録されるため、誤ったデータの登録を防いだり、副作用発症時の調査が迅速にできたりなど、電子化ならではのメリットが多くあります。

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こちらは、これまでの母子健康手帳にはなかった、こんな機能があったらいいな、というご要望にお応えして作られた機能です。

コミュニティページ

コミュニティページ画面

NHKエデュケーショナル社協賛のもと、大人のレシピと一緒に作ることができる離乳食レシピや、専門家による育児に関するQ&Aなど、お役立ちコンテンツをご用意しました。

検索機能で簡単に絞り込みができるので、忙しい時でも短時間で必要な情報を得ることができます。

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こちらは、育児中に起こり得る様々な疑問や不安、問題に対応できるよう、子育てに関するアドバイスや緊急連絡先などをまとめたページです。

子育て辞典ページ

子育て辞典ページ画面

年齢に応じた成長の目安や、育児中に気を付ける点をまとめた育児のしおり、お子さまの栄養状態をチェックできる計算式を掲載しています。

また、医療給付や保障制度、育児休暇や休暇中の手当についてなどの、いざという時に必要になる情報や、育児に不安を感じた際に相談できる機関の連絡先など、初めての育児をサポートするための役立つ情報をまとめました。

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子ども119ページ

子ども119ページ画面

年齢に応じた応急手当のやり方を図解で載せている他、急な病気や怪我に慌てずに対応できるよう緊急連絡先なども掲載しています。

また、乗り物やチャイルドシートに関してや、事故や怪我の予防のためにできることなど、安全な環境で育児をするための情報をまとめています。

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こちらは、電子母子健康手帳「Melthy」の使い方をまとめたページです。

ガイドページ

ガイドページ画面

上記でご紹介した各ページについて、それぞれのページでできることを解説しています。

また、編集画面や入力画面のある箇所について、文字や数値、禁止文字などの入力項目の制限や、どのような用途で使われる項目であるかの説明などを、図入りで記載しています。

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Melthy導入例

実際にMelthyをご活用いただいている事例がNHKにて紹介されました。
管理が複雑な予防接種が一覧で確認できる、アラートで未接種がお知らせされるので接種漏れを防げる、汚れてしまって読みづらい紙の母子手帳のデータも保管されているので安心、など、電子化の有用性を感じているというお声をいただきました。

Melthyの可能性

Melthyはこれからも、医師や専門家、ユーザーの方々の声を聞きながら、より使いやすく、より役に立つ電子母子健康手帳サービスとして成長していきたいと考えています。
上記でも一部「拡張予定」として追加機能の構想を掲載していますが、改めて、今後追加される機能や新しい医療サービスとしての役割をご紹介します。

こちらは、医療現場の先生方やユーザーの皆様の声から考えられた、今後拡張予定となっている機能です。

地域からのお知らせ機能

基本設定ページにて郵便番号を登録した場合に、利用できる機能です。

インフルエンザの予防接種予約のお知らせや休暇中の当番医、防災や子育てに関するイベント情報など、地域限定のニュース配信を想定しています。

メール通知機能

基本設定ページにてメールアドレスを登録した場合に、利用できる機能です。

接種可能期間が切れる予防接種のお知らせや、病院へ予約をした際の予約確認メール、病院からのお知らせなどを想定しています。

Melthy上での予防接種予約機能

現在は接種可能期間の確認や、接種した予防接種情報の確認などに限定されている予防接種管理を、Melthy上からも直接予約できる機能です。

受付時間内に病院に電話しなければいけない手間が省け、ユーザー自身のストレス軽減だけでなく、病院側の業務負荷の改善にも繋がります。

通院記録機能

お子さまが病気にかかった際に、どのような症状が出てどのような処置を受けたかを記録できる機能です。

副作用が出た薬や家庭でできる看護方法などを記録しておくことで、次に同じような症状が起きた際、診察をスムーズに進めることができます。

お薬手帳機能

薬局でもらうことのできるお薬手帳の機能を、電子にして母子健康手帳と一体化させた機能です。

お薬手帳は、薬歴の管理以外に、飲み合わせや副作用に問題がないか確認したり、災害時や救急時の処置の指標となったりするものですが、普段は携帯していない方も多いと思います。

万が一の時でも医療機関に正しく情報を伝えられるよう、母子健康手帳との一元管理を目指しています。

成長日記

病院にかかった際の症状や処置を記録できる通院記録、処方された薬剤の情報や副作用情報などを記録できる電子お薬手帳など、お子さまの病気怪我に関する履歴を残しておくことができる機能を拡張予定です。

電子化することで、救急で病院にかかった際も医師と迅速に情報共有ができ、適切な治療を受けることが可能になります。

Melthyでは、今後もみなさまからのご意見やご要望にお応えして、よりご活用いただけるサービスを展開したいと思っています。
上記で挙げているもの以外にも、「こんな機能がほしい」「こんなことはできるのか」などございましたら、お気軽にご連絡ください。

Melthyの導入を検討したい、もっと詳しく聞いてみたい、などございましたら、Melthy運営事務局までお問い合わせください。

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